焼却や埋め立てに比べてコストがかからず、
資源の有効活用にもつながる「堆肥化」の手法を使って、
有機性廃棄物をリサイクルしています。
低コストで有機性廃棄物の処理をお引き受けいたします。
食品工場の残差、下水処理施設の廃棄物(脱水処理された汚泥)、家畜糞など、有機性廃棄物の堆肥化処理を行っています。有機性廃棄物は、当社が収集にお伺いするケース、運送業者様が持ち込むケース、どちらにも対応いたします。
県下最大級の堆肥化施設であるため処理能力に余力があること。焼却処理などに比べて処理費用がかからない堆肥化であること。この2つの理由により、低コストで処理をお引き受けすることができます。
CN比20%以下の完熟した堆肥を生産しています。
収集した有機性廃棄物に木くずを混ぜ合わせて水分量を調整します。その後、発酵槽に移して下部から強制的に空気を送り込むことで発酵を促します。この過程で廃棄物の温度は80℃を超え、大腸菌などの有害生物は死滅します。20日の一次発酵後、30日以上の熟成期間を経て、CN比(有機肥料に含まれる炭素と窒素の割合。完熟した堆肥はCN比が15~20%)が20%以下になった段階で完成品となります。
肥料、臭気、水質の分析データを公開しています。
肥料の成分分析はもちろん、工場から排出される臭気に関しても分析を行っています。堆肥は発酵過程でアンモニアを生成するため、臭気排除は非常に困難を伴いますが、臭気アドバイザーの指導のもと基準値以下に抑制しています。プラント内の熱気によって発生する水に関しても、測定値を公開しています。水は適切な処理を行った後、下水に流しています。
※肥料、臭気、水質の分析結果は、市役所及び木島振興委員会に毎月報告しています。